jsplit
Veesion 0.4.2 2008.11.23
1.概要
日ごろ PC 上の MPEG2 キャプチャカードで地上放送や衛星放送を録画していると、1つ当りのファイルサイズが
4GB を超えることがよくあります。この手の巨大なファイルは HDD をすぐ圧迫してしまうので
DVD-R/RW などの記録媒体にバックアップしておきたいところですが、4.4GB を超えるファイルは
DVD-R/RW に記録することはできません。
このままではせっかく録画した MPEG2 ファイルはいづれ HDD などのクラッシュなどで消えてしまう運命です。分割してバックアップすればいいのですが、Cygwin
などの split コマンドは、4GB 以上の巨大なファイルは取り扱うことができませんでした。
しかしファイルの分割は簡単なものです。「それなら」と思って作ったのがこの
jsplit です。
2.使用方法
ダウンロード
http://cappuccino.jp/keisuken/java/jsplit/jsplit-0.4.2.zip
インストール
- 適当なディレクトリに jsplit-x.x.x.zip を展開
以上で完了です。
なお、Windows や Mac OS X の場合、jsplit.jar をダブルクリックするだけでも起動可能なので、jsplit.jar
を適当なディレクトリに置いておくだけでも構いません。
また、Java 5以上がインストールされている必要があります。
実行
jsplit は、コマンドラインと、GUI の両方で使用することができます。
コマンドラインの場合
分割
jsplit -b{分割サイズ} 分割するファイル 出力先
例:
- jsplit -b1440k movies/example.mpg r:/
- jsplit -b650M movies/example.mpg r:/
- jsplit -b4G movies/example.mpg r:/
結合
jsplit -de 分割情報ファイル 出力先
例:
- jsplit -de r:/example.mpg.spt movies
GUI の場合
起動は、
- コマンドラインから jsplit -gui
- jar ファイルを Explorer などでダブルクリックして起動 (Windows, Mac の場合)
です。
分割

- split タブを選択
- File ボタンを押して分割するファイルを選択
- Split size の TextField に分割ファイルサイズを入力してください
- 1400k -> 1400K bytes
- 650m -> 650M bytes
- 4g -> 4G bytes
2HD FD ボタン, CD-R/RW ボタン, DVD-R/RW ボタンを押してサイズを設定しても構いません
- 直接メディアに書き込み時は Change media にチェックを入れてください。分割ファイルごとダイアログを出して一時停止します
- Output ボタンを押して、出力するディレクトリを選択
- Split! ボタンで分割開始
結合

- desplit タブを選択
- File ボタンを押して分割情報ファイルを選択
- 直接メディアから結合したい時は Change media にチェックを入れてください。分割ファイルごとダイアログを出して一時停止します
- Output ボタンを押して、出力するディレクトリを選択
- DeSplit! ボタンで分割開始
3.仕様
動作環境
- Java 5 Runtime Environment 以上
- Windows 9x/2000/xp, Linux, MacOS X など (動作確認は Windows 2000 のみ)
- メモリはそれなりに (Windows 2000 なら 最低で 128M bytes, 推奨は 256Mbytes
以上だと思います)
動作・制限など
- オリジナルファイルの情報を、分割情報ファイル(*.spt)として記録
- オリジナルファイルを、指定した分割サイズに分割
- 分割ファイル名は、オリジナルファイル名に ".nnn" 数字付の拡張子がつく
- 分割数は1000個まで (1000以上あってもメディアの入れ替えが面倒なだけなので...。)
4.ライセンス
- MITライセンスに準じます
- このソフトウェア jsplit の著作権は、西本 圭佑 (NISHIMOTO Keisuke) にあります。
- このソフトウェアは、個人、商用を問わず使用することができます。
- このソフトウェアは、自由に配布ができます。再配布も可能です。
- 西本 圭佑 (NISHIMOTO Keisuke) は本ソフトウェアの品質についていかなる保証も行っておらず、本ソフトウェアの欠陥及びそれによって発生した損失や損害につ
いては一切責任を負いません。
5.連絡先
不具合や要望などありましたら、下記のメールアドレスまでご連絡ください。
西本 圭佑 (NISHIMOTO Keisuke) keisuken atmark cappuccino.ne.jp
6.履歴
- Version 0.4.1: 2008.11.23
- 実行スクリプトの改良。環境変数JSPLIT_HOMEを設定しなくても動作するようにした
- Version 0.4.1: 2008.02.11
- 分割・結合のファイルエラー処理を厳格にした
- ファイルバッファを有効に使うようにした
- 有効でなかったメニューアイテムを削除した
- ユニットテストのファイル比較をバッファを有効に使うようにした
- UbuntuにてSwingでNative Look & Feelを設定するとSwingランタイムが動かなくなるため,Look &
Feelを設定しないようにした
- Version 0.4.0: 2008.02.10
- Scalaで書き直した
- 機能的には同じだが,まだ実験段階
- バッファサイズを1MBにした(あまりパフォーマンスは変わらないかも)
- ユニットテストを書いて分割・結合のテストを行うようにした(オプション)
- あまりコマンドラインでのテストは行っていません
- コマンドラインでの分割バイト数の指定を-bにした
- Version 0.3.5: 2004.11.05
- Look & Feel を Native に変更した
- Version 0.3.4: 2003.01.31
- 分割情報ファイルおよび最後の分割ファイルの last modified が変更されていない不具合の修正
- split サイズの初期値が 4400G になっていたのを修正
- DVD-R/RW のサイズを 4400M から 4000M (UDFでの最大ファイルサイズは 4Gbytes
のため)
- JAVA Developer 2003年05月号に載りました(^^)
- Version 0.3.3: 2002.12.29
- GUI の見栄えを少し向上
- 処理キャンセルボタンの追加
- メニューの追加
- 分割数のチェック
- Version 0.3.2: 2002.12.29
- メニューを JMenuBar から MenuBar に変更
- Mac OS X 上の Swing では、上部メニューバーにメニューがつかない為、従来の
AWT を使用した
- Version 0.3.1: 2002.12.28
- 分割ボタンの追加, 分割サイズの修正
- 2HD FD (1400K)
- *CD-R/RW 650MB (630MB)
- *CD-R/RW 700MB (680MB)
- *DVD-R/RW (4400MB)
- メニューの追加
- About Dialog の追加
- Icon イメージの追加
- Version 0.3: 2002.12.26
- 結合モードの追加
- 分割情報ファイルの追加
- ファイル名
- ファイルサイズ
- last modified
- 分割数
- 分割ファイル名リスト
- メディア交換モードの追加
- Version 0.2: 2002.12.24
- Version 0.1: 2002.12.23
- Version 0.0: 2002.12.09
7.ToDo
- もうちょっとオブジェクト指向・関数言語っぽい実装に
- 分割・結合時のファイルチェックやエラーのチェック強化
- メディア交換時のチェック (ファイルチェック, 間違った時のフォロー)
- 国際化 (メッセージの国際化)